在宅ワークが味気ないのでお香を焚いてみました!白檀、伽羅はお寺の香り。



ここ数ヶ月ほぼほぼ在宅ワークです。出社は月に一度あるかないか。ほとんど物置と化した一室を仕事場にしてこもっています。そんなこんなで何だか埃臭いというかカビ臭いというか…、そんな状態だったのでお香なるものを炊いてみました。


最初はたまたま。で、家族には不評・・・

アロマとかいうと洋物っぽいんでここは和物で行ってみようなどと考えていたら、たまたま
最寄駅の駅ビルに貼っているアロマ屋さんが閉店セールを実施してました。ふらっと立ち寄ると、ありました。王道「白檀」ベースのお香、見た目はお線香、40本入り¥1,000を購入。翌日仕事に取り掛かる際、とりあえず炊いてみる。
・・・臭いもほぼほぼ「お線香!」。部屋が唐突にお盆、お彼岸の雰囲気に!
あと、39本もある…。
「まぁ、気分的にはないよりましか」と言い聞かせるも、「なんか線香臭くない?」と家族全員から不評を買うのでした。。。

白檀の香りは日本香堂



じゃ、ちょいゴージャスに「伽羅」の香り

鎌倉は、「香司 鬼頭天薫堂」にて「かまくら 伽羅揃え」なる伽羅の香り3種類それぞれ3本入って¥1,600のお試しセットを購入し、炊いてみる。

家族からの不評は出なくなったものの、
「シナモン?」
私、シナモンが苦手なんです。
お品書きには、
薫琳:貴重な伽羅を使用した奥ゆかしい幽玄な香りです。
老松:貴重な伽羅を使用した高貴な香りです。
松園:沈香、伽羅を使用した優雅で重厚感のある香りです。
とありまして…
で、シナモン嫌いの私の評価は
薫琳:ちょっとシナモン。
老松:まあまあシナモン。
松園:かなりシナモン。
となりました。
ただ、居ながらにして「由緒正しき寺院」な雰囲気に包まれ、厳かな気分にはなれます。
お香に限らず、アロマ程度の臭いは慣れると感じなくなるんで、ちょっとした気分転換には悪くないです。

こんなパッケージ
こんな木っぽい箱いり
短い(約6cm)のが3本づつ








邪道かも知れませんが、いい臭いのフローラル系

「かまくら 伽羅揃え」購入の際、保険というかハズレはないだろうと思い「ろう梅」という見た目先行の40本入り、¥1,000も購入。
こちら、お品書きには
「可憐な蝋梅を表現した柔らかなフローラルに甘酸っぱいフルーティでアクセントをつけた香り」
とあります。
お品書き通りの香りです。馴染みのあるフローラルの香り(全然、芳香剤っぽくない)に、どこかしら甘酸っぱい臭いがします。

こちら家族の評判もよく、「なんか最近ちょっといいにおいよね。お香変えたの?」などと言われました。

こんな感じで見た目は線香
なんかちょっとゴージャス









「冬しるべ 陽だまり」をお試し購入

前回なかなかイイ感じだったので、今回は「鎌倉香りの散歩道」シリーズの「冬しるべ 陽だまり」¥1,650を購入しました。「冬しるべ」には他に「冬木立」というセットもあります。今回購入の「陽だまり」は「鎌倉に春の訪れを感じる陽だまりをイメージしたお香揃えです」と言ったもので3種類が7本ずつ入ったセットです。




香りは写真右側の上から、
  • 一のお香(薄紅色):やさしいホワイトフローラルの香り
  • 二のお香(薔薇色):華やかなローズの香り
  • 三のお香(紫色) :しっとりしたオリエンタルウッディの香り
の10cmの四角いお香です。

で感想は、
「一のお香」「二のお香」は買いてあるようにフローラル、ローズの香りでややツンとするような気がしました。なんというか除虫菊っぽい?でも、不思議と嫌じゃないんです。何に近いかというとフローラル、ローズの蚊取り線香風味と言いますか。。。嫌な匂いじゃないです。

「三のお香」はマイルドな伽羅の香りですね。上で私の嫌いな「シナモン」とか書きましたがちょっとハマった感じです。何日かに一度は欲しい香りになってきました。


鎌倉四季の香り「春」の「リラの髪飾り」を購入

まさに春の香りです。近所を散歩中にそよそよと吹く春風に乗って、どこからともなく漂ってくる花の香りです。同じシリーズの「冬:ろう梅」より自己主張少なめで、あくまで「どこからともなく漂うイイ香り」です。
  • イランイラン
  • ジャスミン
  • チュべロース
という、ジャスミン以外馴染みのない名前ですが、爽やかでイイ感じです。

いつも通り鎌倉は、鬼頭天薫堂にて購入です。

40本入りで¥1,100- 普通のお線香サイズ



伽羅の香りがクセになりました。「老松」購入

当初は苦手な感じだったんです。シナモンぽくて。今でもシナモン自体は苦手なんですが、なぜだかクセになりました「伽羅の香り」です。で、以前お試し伽羅の香り3点セットの「かまくら 伽羅揃え」に入っていた「老松」を購入。ただ、伽羅ってお高いんですよね。6cmのお香が10本入りで¥1,100- と「リラの髪飾り」とお値段は一緒ですが、分量的には約1/8です。貴重なんですね。パッケージも飾り気のない紙の箱で中身重視って感じでしょうか。
厳かになって労働します。



夏の香り「涼風」を購入。嫁と意見が一致!

ぼちぼち夏ということで、鎌倉四季の香り「涼風」を購入しました。
説明書きには、
  • フローラル
  • リーフィーグリーン
  • サンダルウッド
で、夏の爽やかな風を感じるグリーンフローラルの香り、とのこと。
「夏の爽やかな風」というよりも、「夏休みに行くおばあちゃん家」の香りです。
「涼風」を焚いた初日、午前のコーヒーブレイクにリビングへ行くと嫁が「今度のは、夏の田舎の匂い」と私とほぼ同じことを言ってました。
昭和に子供時代を過ごした日本人の原体験というか、そんなものを思い起こさせる匂いなんですかね。ちなみに私は神奈川県は川崎生まれの川崎育ちで「夏休みに行くおばあちゃん家」は父親の実家、群馬県でした。嫁は京都生まれの京都育ちで故郷はないんですが「夏の田舎の匂い」を連想したということは何か共通因子があるんでしょう。





まとめ的な・・・

和物にこだわると、ほぼ線香の臭いになることが判明しました。また、噴霧器+アロマオイルはマンションなど密閉性の高い場所だと、冬は結露、夏はカビの原因になりがちだし、ほぼ一日中つけっぱなしになるかと思い、お香を試してみました。

なので、今のところお香は正解かなと。

短いもので15分前後、長いものでも30分たらず燃え尽きます。臭いは火をつけた直後は感じますが、5分もすれば麻痺します。あとは部屋を出入りした際の残り香で「お、いい匂い」と思う程度がなんともいい感じです。

さて、次は何を試そうか。

香炉がどうとか、練香がいいとか、これはこれで深い沼があるようです。








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