【若手プログラマーへ告ぐ】我慢をしてはいけない!



IT業界に25年以上生息している元システムエンジニアです。大手SIer、ベンチャー、地場SIerなど4社ほど渡り歩いいております。 現在はセールスサイドに軸足を置きお客様のビジネスイシュー(経営課題)の発見からITによるソリューション(解決策)の提案を生業としています。
そんな私からのこれからのキャリアパスについてのアドバイスなんです。
やりたいことをやらせてもらえない、やりたい仕事にアサインされないと思っている若手プログラマーの方々、プログラミングで生きていきたい人にぜひ読んで欲しいです。

絶対に我慢してはいけません!

やりたいことやこっちの方向に進みたいと思ったらすぐに行動を起こしてください。今の仕事が終わったらとか、次の面談で上司に掛け合おうとかそんなゆるいこと考えていては奴隷として使われるだけです。特にあなたが他の人と比べて「そこそこ以上できる」という自覚がある場合は直さらです。ただ、「無計画に明日やめます!」とはいかないもの堅実ですし、今いる会社によってケースバイケースだったりするのでそのあたりを分けて解説していきまが、その前に…

なぜ「そこそこ以上できる」人は我慢してはいけないか?

これが私の個人的意見なんですが、一般的に行って「そこそこ以上できる人」って優等生キャラが多いんですよ。上司や先輩の言うことを素直に聞いて欲しいであろうアウトプットを適切に出せる人、別の言い方をすると自分の「やりたいこと」は横に置いておいてとりあえず「今やるべきこと」を優先して的確にできる人なんです。
上司は先輩からすると、すごく使いやすい役に立つ人ってことになります。人事評価も高いでしょう。その状態で、「私はAIの方に進みたい」と相談持ちかけていかせてもらえるわけないですよね。少なくともこのプロジェクトが終わったら、とかひと段落ついいたらとか、でその場はごまかされます。
で、そのプロジェクトも終わりが見えてきた頃、「あの話どうなりました?」と問いただすと、大抵は「あの人に話してみるわ」的な返事は返ってくるものの、答えは「向こうもビジネスにはまだまだで追加の要員雇える状況じゃないんだって」か、よくて一度面談してもらえることにはなりますが先方の部長さんか何かに「AIをやりたいって、君は何ができるの?」と言う身も蓋もない質問をされて撃沈させられます。「何かできたら、とっくにやめてるわい!」って感じなんですが、そんなもんです。なので会社のキャリア面談なんてものは、まずあてにはできません。ただ大手・準大手の場合、若手有望株を退職させると上司の失点につながる場合も多々あるので多少強気に出た方が得策です。多少ハズレでも転職のリスクを取らずに別の世界を体験できるのは大手・準大手に居る人の特権です。

大手・準大手のSIerの場合

保守地獄

大手・準大手の場合、手広くやっているので所属する部署やアサインされるプロジェクトによって状況は全く異なります。顧客が金融機関などで大規模なシステムを扱っているケースで自分のやりたいことアサインがずれた場合は1年以上そこに留まってはいけません。
小規模プロジェクトであれあば要件定義から設計・開発、テスト、リリースを一回経験すれば十分です。そこに留まった場合、5年、10年の単位で同じことの繰り返しをするだけです。使っているテクノロジーもいいとこJAVAの枯れたテクノロジーです。金融機関の性質上、安定運用が絶対的MUSTなので世の中的に新しいテクノロジーを使うという判断はあり得ません。よくあるのは「こんなすごいことしました!」って大いばりで社内発表なんかするんですけど、他の部署の人たちから「何を今さら…?」的な冷ややかな反応を返されるのがオチです。みんなで何時間も掛けて想定問答集を作って臨んですが、「なんで今更○○なんて使うんですか?」という超根本的疑問を投げかけられて右往左往して終わることしばしば…。


次に数年がかりのビッグプロジェクトの場合

最近ほとんど聞きませんが、全体の中の一部としてAIを活用するチームにでもアサインされない限り、即転職活動を初めてください。数年間、枯れた技術にまみれることになります。そして数年後、枯れた技術でできたシステムの維持管理が始まります。これも5年、10年同じことを繰り返すことになります。「枯れた技術」がCOBOL、JCLの世界だったりしたら、そのシステムの終焉があなたのキャリアの終焉になります。

中小SIerの場合

特徴のない中小SIerは存続自体厳しい状態です。成り立つのは地場産業である場合、大手、準大手との繋がりで人出しで成り立っている場合、何か特化したものを持っている場合でしょうか。

地場産業である場合

このケースは大手の手のどどかないような地方の地元の優良企業を顧客に持ち、IT系全般の面倒をみることで成り立っている場合です。最新のテクノロジーの活用なんかが大手の人が出張ってきて導入したもののお守りをする場合がほとんどです。何かやり位ことと合致するものがあれば別ですがこの手の会社で働くモチベーションは地元で働きたいと言う以外はあまりないと思われます。何某かの最新テクノロジーに触れたいような人が居ても仕方がないでしょう。

大手・準大手との繋がりで人出しで成り立っている場合

完全に大手・準大手が持ってくる案件次第です。その案件がたまたま手順書通りにwindowsPCをセットアップするだけの案件かもしれませんし、AI関連の案件かもしれません。仮にAI案件だったとしても、質問に対する回答をエクセルに転記するだけの脳味噌のいらない単純作業かもしれません。ここにも居る意味はありません。

何か特化したものを持っている場合

もうお分かりだと思いますが、「特化したもの」があなたのやりたいこととマッチしていない限り、そこに居る意味はありません。進みたい道に進めることはないでしょう。

ベンチャーにいる場合

基本的には「何か特化したものを持っている場合」と同じです。そもそもその会社を選んだ時点である程度アンマッチはないはずです。が、「ベンチャー」って意外と方針がコロコロ変わるんですよね。自分は変わってないのい会社の方があらぬ方向に変わっていった。方向性は変わっていないのに企業ステージが変わったため自分の役割が変わってしまった。それがいい方に変わったなら申し分ないですが、望まない変化(ズレ)だった場合は、とっとと次の会社を見つけるべきです。ベンチャー企業はいつでも人材難なので、使える奴認定されるとずっとそのままのポジションでこき使われる傾向もあります。もちろんそうでない場合もありますので一概には言えませんが、引きの強い人は結構同じ役割に固定されたりします。これは往々にしてベンチャーには「オレが、オレが」タイプが多くて楽しそう、やりがいありそうな仕事を自分がやるために、めんどくさいことを誰かにそれっぽい理由
をつけて押し付けるのに長けた人が大勢います。いずれにしても進むべき方向性がズレたベンチャーにいることは時間もの無駄です。ただ、先にも書きましたが方針がコロコロ変わるんですよ。1年我慢すると全然違った展開になっていることもあるんで、そこは会社も個人も機を見るに敏で行動しないといけないのがベンチャーです。

まとめ

いろんな会社に勤めている若手プログラマーの方がいると思います。誤解を恐れずに言うならば、あなたの上司が言う「こんな大規模なプロジェクトは他じゃ経験できないよ」「まだ入って間もないんだから、もう少し我慢して見れば?」「今辞めてどこ行くの?何か他で売れるスキル持ってるの?」とかなんて言うのは自分の都合だけで言っている戯言です。お前こそ他で売れるスキルがないからここにいるんだろ?って感じです。あなたの進む道はあなたが決めましょう。会社や上司にあなたの将来を決定させてはいけません。


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